動物実験の闇―その裏側で起こっている不都合な真実
[原題:They All Had Eyes: Confessions of a Vivisectionist]
マイケル・A・スラッシャー著
四六判上製、248ページ 合同出版、2017年
かれらの瞳に懺悔する────。
長年研究者として動物実験に携わった著者が、自ら行なってきた動物実験業務の過去を振り返る。
決して外部に明かされることのない動物実験の実態を、内部関係者の目線から包み隠さず描き出した衝撃の話題作。
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【目次】
第1章 動物実験者になるまでの話
第2章 下垂摘ラット──その体重を測り殺す仕事
第3章 LD50──半数致死量を調べるという蛮行
第4章 被曝ラット──危険と隣り合わせの任務
第5章 腫脹ラット──強制投与と奇妙な装置
第6章 潰瘍ラット──体内から腐敗させるおぞましい実験
第7章 潰瘍犬──絶食状態で死を待つだけの運命
第8章 新しい生活を始めたひどい動物愛好家
第9章 再就職 ──そして新たな迷宮へ
第10章 苦痛の行進 ──「マウシュビッツ」と動物の各種処刑法
第11章 コレラ中毒ラット──糞尿まみれになりながら得られるものとは
第12章 宙を舞う猿たち──そこにいるものすべてを狂わせる環境
第13章 鉄に冒される猿たち──朦朧と覚醒を繰り返し、解剖される
第14章 鉄に冒される犬たち──芝生の上を歩くことなく死んでいく愛嬌者
第15章 泥を盛られる猿たち──研究者に感情はいらない
第16章 そして転身へ
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